【馬の種類】
・エクスムア(Exmoor)
エクスムアはイギリスのデボン州北西部にあるエクスムア丘陵地で主に生息しているイギリス最古の在来馬で、タルパンのような原始の馬を除くと全ての品種の中で最も古い品種だと言えます。
エクスムアの歴史は古く、青銅器時代から既に飼育されていたという説や、ケルト人移住者がローマ時代以前にイギリスへ連れてきたという説などがあり、ケルト人が戦車を引かせることに用いたケルト・ポニーの末裔とされています。
イギリス最古の純血種であるエクスムアはローマ帝国の時代からその姿や形が変わっていないというのが大きな特徴です。
現在、エクスムアはエクスムア丘陵地以外にもイギリス全土やヨーロッパ本土、北アメリカ、スカンジナビア半島などで飼育されています。
体高はおよそ117センチ~129センチで、毛色は鹿毛、青鹿毛、河原毛などが見られ、脚元は黒く、白っぽくなった鼻先と眼の周りが特徴的で、脇腹や下腹部も白っぽい色をしています。
また、体のどの部位にも白徵は見られません。
そして、過酷な気候に耐えるための厚いまぶたは「ヒキガエル状の眼」と表現されています。 頭部は他の品種と比べてやや大きめで、これは肺に入る空気が暖まるように鼻が長いためです。 また小さい体ながら、頑丈な性質を持っています。
エクスムアはこれまで辺境で生活してきたので、他の品種との交わりがなく純血を保っており、現在ではエクスムア・ポニー協会によって純系を保つために管理が行われています。
エクスムアは乗用馬としてアカシカの狩猟に使われたり、エクスムア丘陵地の農家や羊飼いなどで使われました。
現在でも特に子供用の乗用馬としてや、馬車馬として活躍しており、その頑丈な肉体を生かして外乗でも活躍している品種です。
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