【馬の豆知識】
・馬より速い動物
馬は全力で走るとそのスピードは時速60キロを超えます。
馬の走る姿の美しさと優雅さは見るものを魅了します。
しかし、走る速度だけなら馬より速い動物はいます。
走るスピードが最も速い動物といえばやはりチーターでしょう。
チーターの走るスピードは最高で何と時速110キロにもなり地上最速の動物と言われています。
しかし、チーターの欠点は持久力のなさでおよそ500メートルしか全力で走ることができません。
対して馬の場合は60キロほどのスピードを何キロも持続させることができます。
しかし、広い世界の中には馬よりも速く走り、なおかつ持久力にも優れている動物が存在します。
アメリカ西部の平原に住むプロングホーンという動物がそれです。
最高速度は時速100キロ近くになり、1マイル(約1600メートル)ぐらいの距離なら約1分前後のタイムで走ることができ、なおかつ持久力にも優れており、馬(サラブレッド)と同等のスピード(時速60キロ)でよいなら約10分間、すなわち10キロは走り通すことができるのです。
このプロングホーンの飛び抜けた走能力はその酸素消費能力の高さにあります。
普通、哺乳類は体が小さいほど単位体重あたりの酸素消費力が増えます。
例えば体長4センチメートルほどしかないトガリネズミの酸素消費量は体重あたりに換算するとゾウの酸素消費量の約30倍にも相当します。
トガリネズミもゾウも生まれてから死ぬまでに打つ脈拍数は約8億回とされており、ゾウはこれを70年の寿命をかけて打ちますが、トガリネズミは1年の寿命で打ち終わります。
このように哺乳類の酸素消費量と体重との間には一定の関係があり、ほとんど全ての動物がトガリネズミとゾウを結んだ線の上に乗ります。
もちろん馬も例外ではありません。
しかし、プロングホーンの酸素消費量はその体重から予想される量の二倍にもなります。
プロングホーンはこの能力を何百万年もの進化の歴史の中で獲得してきました。
昔はチーターもプロングホーンと同じ地域に生息していたとされており、プロングホーンの足の速さと持久力はチーターから逃げるために発達し、進化してきたとも言われています。
「みんなの乗馬」ホームページへはコチラをクリック↓





