【馬の豆知識】
・ストレスを感じる馬と感じない馬
人間は毎日の生活の中で様々なストレスを受けています。
しかし、人によって同じようなストレスを受けてもそれをあまり気にしない人と過剰に気にしてしまう人がいるように人によってストレス耐性は様々です。
そして、これは馬にも当てはまります。
馬は草食動物でもあり、警戒心がとても強い動物です。
ただ、馬によって同じような刺激を受けた場合でもストレスのあまりかからない馬とストレスが過剰にかかってしまう馬がいます。
もちろん刺激に動じない馬の方が何をするにもいいのですが、この気質の違いは元々の生まれながらの性格であったり、幼少時代の経験であったり色々な要素が積み重なって形成されたと言えるでしょう。
では成長した後の馬でも刺激に動じにくいようにすることはできるのでしょうか。
実は実験によってできるということが証明されているのです。
実験馬を二群に分けて、一方の群れの馬は運動時に色々な環境の初めてのところに連れて行きました。
馬は初めての場所ではとても緊張します。
心拍数はただ歩いているだけでも軽い駈歩をしているぐらいまで上昇します。
しかし、それが二日三日と経過していくうちに徐々にそういった緊張感はとれていきます。
こういった経験を約3ヶ月間させた後に両群の比較を行います。
縞模様の細長いじゅうたんやアルミ箔を張り付けたじゅうたんの上を歩かせるという実験の結果(どちらの馬も初めて目にするものです)、じゅうたんの上を歩いているときの心拍数は3ヶ月間色々な刺激を受けてきた馬たちの方が、そうではなかった馬たちに比べて明らかに低かったのです。
たくさんの刺激やストレスを経験することによって耐性がつくということです。
まさに「可愛い子には旅をさせよ」ということわざは馬にも当てはまるということですね。
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