・小説「天翔る」
読書の秋ということで(もうすぐ冬ですが・・)、今回のブログでは乗馬に関する小説を一冊ご紹介したいと思います。
「天翔る」村山由佳
あらすじ
【心に傷を負った少女まりも。
不登校になったまりもを看護師の貴子は牧場へと誘い、そこでまりもは乗馬を始める。
風変わりな牧場主、芸能プロダクションの社長、そして乗馬耐久競技であるエンデュランスとの出会い。
やがてまりもはエンデュランスの最高峰であるデヴィスカップに挑みます。】
まりもが色んな人や馬と出会い、乗馬を通して少しずつ自分を取り戻していく姿、また登場人物のそれぞれが過去に心の傷を負っており、乗馬を通してお互いを支え合う姿に感動させられます。
この「天翔る」は乗馬のエンデュランスを題材とした小説ですが、エンデュランスは障害馬術や馬場馬術に比べると競技人口も少なく、まだまだ日本ではメジャーとはいえないかもしれません。
しかし、馬の体調を最優先に考えながら行う競技であり、人馬の一体感を実感できる競技でもあるので非常に奥が深い競技です。
この「天翔る」からはそんなエンデュランスの魅力だけでなく、エンデュランスの過酷さや辛さが伝わり、またエンデュランスにおいての人馬一体となった達成感が伝わります。
私は読書が好きで色々な本を読んでいるのですが、最近読んだ本の中でもこの「天翔る」はかなり面白くグイグイと物語の中に引き込まれていきました。
馬が登場する小説の中には「著者はあまり馬のことを知らないな」と思わせるものも多いのですが、この小説はそれらとは違って馬に関する細かい表現などを見ても著者が本当に馬に詳しく、馬のことがお好きなんだなと感じさせられます。
馬好きの方なら間違いなく読んで損はないはずですよ。
オススメの一冊です!
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