カテゴリー別アーカイブ: 乗馬

障害飛越のテクニック

・障害飛越のテクニック

障害馬術はコース上に置かれた色々な高さや構造の障害を決められた順番通りに飛越して走行する競技で、早くゴールすることはもちろんですが、障害物を落下させることなく走ることや、馬が障害物を拒否することなく走行することが要求されます。

 

馬が障害を飛越する瞬間、騎乗者は鐙に踏ん張って上半身を前に倒して、馬の頸の上に覆い被さるような形になっています。

こういう動作を「随伴(ずいはん)」と呼びます。

障害飛越のテクニック

では、なぜ馬が障害を飛越するときに随伴するのでしょうか?

 

馬が障害を飛び越えるときには、その障害物の高さや幅などに応じて、踏み切る位置を判断します。

後肢で地面を蹴る強さと方向を判断し、前躯を持ち上げる高さを判断します。

 

そして、前肢で地面を叩いて前躯を上方に浮き上がらせます。

その直後、後肢が深く踏み込んで地面を蹴り、馬体が浮き上がります。

 

このとき「作用・反作用の法則」で、後肢が蹴った力と同じ大きさの力が地面から逆向きに馬体に伝わります。

地面から返ってきた力が推進力となり、この推進力の作用線上に馬の体の重心があればロスのない軌道を描いて障害物を飛越することができます。

 

しかし、障害を飛び越えるのは馬だけではなく上には人間が乗っています。

なので、馬と人間とを合わせた合成重心に推進力を働かせる必要が出てくるのです。

 

馬と人間とを合わせた合成重心の位置は馬自体の重心の位置とはやや異なります。

そこで、なるべく馬本来の重心に同化するように騎乗者は上半身を前に倒して随伴と呼ばれる動作をとるのです。

障害飛越の重心

【写真 Dziurek / Shutterstock.com】

もし、随伴が遅れたり早かったりした場合は馬の飛越の軌道に乱れが生じ、障害物の落下や飛越拒否につながってしまいます。

 

障害競技の騎乗のポイントはたくさんありますが、最も大事なポイントのひとつがこの「随伴」の動作だといえるでしょう。

 

 

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UmaGirl vol.8

・UmaGirl vol.8

UmaGirl vol.8

2016年2月発行

UmaGirl vol.8が発行されました!

いよいよホワイトデーが近いということで、今回の特集は「ホワイトデーにもらいたい♡馬具ランキング」です。

今回も馬術女子必見の内容ですよ!

 

[UmaGirl 配布場所]

・東京都

ONLY FREE PAPER(渋谷)

本屋B&B(下北沢)

東洋百貨店入り口(下北沢)

みじんこ洞(高円寺)

ぽたかふぇ。(高円寺)

3331LIBRARY(千代田)

 

・愛知県

愛知牧場 乗馬クラブ(日進市)

 

・大阪府

はっち(大阪市北区)

シカク(大阪市北区)

 

・沖縄県

Colmena(那覇市)

トポセシア(宜野湾市)

 

UmaGirlの配布店舗も募集しております。詳しくは下記までお気軽にお問い合わせください。

[MAIL]wp38tsmmr0811@gmail.com

[Twitter]@_UMA__GIRL

https://twitter.com/_UMA__GIRL

 

 

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乗馬ライフ 2016年 4月号

・乗馬ライフ 2016年 4月号

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乗馬ライフの4月号が発売されました!

今回の乗馬ライフも役立つ乗馬の情報とキレイな写真が満載です。

是非ご覧ください。

 

【乗馬ライフ 4月号の主な内容】

■巻頭特集
今さら人には聞けないことだけど
・乗馬の基本は実はシンプル
目からウロコの「非常識」上達法
田中 雅文
・馬の整体師が見た骨格事情
馬って、いったいどんな体をしているのだろう?
・やっぱり知っておきたい落馬のこと
安全な乗馬ライフを楽しむために
協力=日の出乗馬俱楽部
・子どもたちを乗馬事故から守る
解説=須川朋子(馬の博物館)
・馬の健康ケアについて考える
「競走馬、乗用馬のトータルケアを実践する」
滋賀県のビィゴラスステーブル
・愛馬との別れに向き合う
君と出会えたことを誇りに思うよ
・競走馬から乗用馬への転用ってどんな感じ?
私の馬の出会い方、引き取り方
■スペシャル コンテンツ
「人馬ともに仲良く、凛々しくそして頼もしく」
・皇宮警察本部 騎馬部隊
■ホースカルチャー
「北海道・十勝地方 ばんばの仔馬たち」
写真=太田宏昭
■JL Urashima’s Box
耳を澄ませば、いろいろなニュースが見えてくる
・お馬さんマフィンの考案者 イングリッドさんを訪ねて
・アジアの馬旅 タイ・パタヤ編
「旅の途中でポロ観戦を楽しんでみた」
・毎日が乗馬日和!
「折れない心で乗馬をエンジョイ!」
南方あずみ
■好評連載ハウツー
・長谷川誠のバランスクリニック
意外とできていない軽速歩(後編)
・ウエスタンライダー養成講座
ライディングプルグラム    講師:土岐田騰馬
・ジャンピングトレーニング講座
高さと幅の飛越練習      講師:西崎純郎
■連載コラム 馬鏡 大久保登喜子
「ワールドカップ・ファイナル 小池啓補選手が出場」
■Super☆GiRLS“みやり”の馬術日記
「久々のレッスン」
■JL FACE  「ぶちくんに会いに那須へ」
■アリーナスペシャル
「第18回六会ホースショー2016」
■馬探訪 あの馬を訪ねて
ジャガーメイル
■Club Guide
・乗馬クラブガイド・スペシャル
「在来馬で乗馬をエンジョイ!小田原の海をみおろす牧場」
サドルバック牧場
・全国乗馬クラブガイド
■Recruitment
馬のお仕事・リクルート
■JL×Forum
『乗馬ライフ』読者コーナー
・馬専門書房
“馬”ちがい探し 7
・最新映画紹介(ヘイトフルエイト)
■JL×Choice
・新商品&ウマにまつわる新情報
・読者プレゼント
■Imformation
・安全に乗馬を楽しむためにヘルメット着用のご案内
・フリーダムライディングクラブ定例会のご案内
■綴じ込み付録 馬のカレンダー

取扱乗馬倶楽部、乗馬用品店で2/27
発売予定!!
※店頭にない場合は下記まで お問い合わせください。
ワイズファクトリー
電話03-3209-6651
(平日9:30~17:30)

書店での発売日は下記まで
●コスモポリタンプレス
03-5943-6430
オンライン書店でもご購入可能です
https://fujisan.co.jp/pc/web-jobal

 

 

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小説「颶風の王」

・小説「颶風の王」

今回のブログでは皆さんにオススメしたい馬に関する素敵な小説をご紹介したいと思います。

 

颶風の王(ぐふうのおう)  河崎秋子

颶風の王

 

前回までのブログで北海道にあるユルリ島の野生馬のことをご紹介しましたが、実はこの「颶風の王」にはユルリ島がモデルとなった話が出てくるのです。

もちろんユルリ島の歴史をそのまま書いてあるという訳ではなく、物語の中では花島という名前で登場するので実際の島の歴史とは異なります。

しかし、ユルリ島の歴史をあらかじめ知った上でこの本を読むと、さらに物語を深く味わうことができるのではないでしょうか。

 

この「颶風の王」は三浦綾子文学賞受賞で、先日発表されたJRA賞の馬事文化賞にも選ばれました。

東北と北海道の自然を舞台として、馬と人との世代を超えた繋がりを表現した非常にスケールの大きな作品です。

 

厳しい自然の中では人間の力も及びません。

しかし、人間も馬もそんな自然の中で必死に生き、その命を後世へと繋いでいくのです。

例えば、雪崩で女性と馬が遭難するという場面があります。

食糧もなく凍える寒さの中でその女性と馬がとった必死に生き延びようとする行動。

その表現の一つ一つが細かでとても臨場感があり、更には読んでいてちょっと背筋がゾクッとする場面もあり、読み進めていくにつれて心臓がドキドキしているのが分かるぐらいでした。

 

昔は馬は農耕や運搬などに使われており、地域によっては家族と同じような存在でした。

この作品では人間と馬との深い絆を感じることができます。

 

著者の河崎秋子さんの本業は何と羊飼いというとてもユニークな経歴の持ち主です。

北海道で生まれ、大学卒業後はニュージーランドで緬羊飼育技術を一年間学んだ後、自宅で酪農従業員をしつつ緬羊を飼育・出荷しているそうです。

 

昨年の文学界は芥川賞を受賞した又吉直樹さんをはじめとして、専業の作家ではない異業種作家の活躍が目立ちました。

違う業種で活躍しているからこそ専業作家とは違った独創的な表現ができるのでしょうし、北海道で動物に携わりながら生活している著者の経験がこの小説に生かされているのではないでしょうか。

 

馬好きの方なら間違いなく読んで損のない超オススメの作品です。

 

 

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