【馬の豆知識】
・歩法と消費エネルギー
馬には大きく分けて4種類の歩法(常歩、速歩、駈歩、襲歩)があり、それを状況によって使い分けています。
馬はそのスピードに応じて、この4種類の歩法のうちのどれかを選んで移動しますが、その歩法の選択は消費エネルギーと関連があります。
エネルギーの消費量は基本的に襲歩>駈歩>速歩>常歩の順です。
しかし、あるスピード、例えば速い常歩で移動するのなら速歩で移動した方が消費エネルギーが少なくてすむといったことが生じてきます。
どの歩法でも単位距離を移動するためのエネルギーが最小となる速度範囲があることが実証されているのです。
人間で例えてみると競歩という競技があります。
この競技は全部のコースをひたすら歩き通しそのタイムを競うのですが、トップクラスの競歩選手になるとその時速はおよそ13kmにもなります。
普通はこのスピードで歩くのなら人は走ります。
人間でも歩くより走った方が楽であるというポイントが存在します。
馬も同じでそのスピードによって常歩より速歩、または速歩より駈歩の方が楽だというポイントが存在し、その移動スピードの状況によって4種類の歩法を使い分けているのです。
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