【馬の豆知識】
・プール調教
毎日本当に暑い日が続きますね。
こういう暑い日にプールに入ると気持ちのいいものです。
しかし、プールに入るのは人間だけではなく馬もプールに入ります。
とは言っても涼みに行くためにプールに入るわけではありません。
競走馬の場合には鍛錬としてプールが使われているのです。
人間の場合でもプールは運動としてとても効果的ですが、馬にとっても同じで脚元に負担をかけることなく筋力や心肺機能を鍛えることができます。
実は水泳による馬の調教はとても古い歴史があります。
昔は馬は軍馬として使われていました。
その時には川を泳いで渡ることも要求されました。
古くは平安時代末期、宇治川の戦いにおいて「するすみ」と「いけずき」の二頭の駿馬が、それぞれ主人を背にして急流の中で激しい先陣争いをしたとされています。
馬を泳がせることによる調教は「水馬」と呼ばれていました。
軍馬を川辺や海岸などに連れて行き、泳がせることによって戦に必要な持久力を養ったのです。
現在では、美浦トレーニングセンター(茨城県)や栗東トレーニングセンター(滋賀県)をはじめとした調教施設に競走馬用のプールがつくられており、日々鍛錬されています。
馬の比重は0.95と水よりも軽いのでプールに入っても体が沈むことはなく、ほとんどの馬がスイスイと泳ぎ出します。
しかし、人間と同じで泳ぐのが苦手な馬やプールを怖がる馬も中には存在します。
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