【馬の豆知識】
・馬のトレーニング
乗用馬や競走馬は日々トレーニングによって鍛錬しています。
トレーニングには、運動に不要な脂肪を減らすという重要な効果があり、人間と同じで馬も運動しないとドンドン太ってしまい、その馬のパフォーマンスが十分に発揮できなくなってしまいます。
そして、トレーニングによって最も目に見える形で変化するのが筋肉です。
トレーニングによる刺激によって筋肉の筋繊維が太くなり、肢を動かすために重要な役割を果たす肩やお尻の筋肉群に張りが出て力強くなってきます。
また、筋繊維の周りを取り巻いている毛細血管もトレーニングによって増加し、さらにはエネルギーの生産に必要な酵素の活性も高まるのです。
トレーニングでは目に見えない部分も鍛えられます。
その見えない部分のひとつが心臓です。
よくスポーツ心臓と呼ばれるようにトレーニングによって心臓も大きくなり、低い心拍数でも全身に血液を効率よく循環させることができるようになるのです。
また、トレーニングによってエネルギーの源になるグリコーゲンの筋肉内貯蔵量が増加したり、酸素を運ぶ役割がある赤血球が増加することも知られています。
人間でもマラソンランナーはトレーニングによって心臓が強くなったり、低い心拍数で走ることができるようになることが知られています。
ちなみにシドニーオリンピックのマラソン競技で金メダルを獲得した高橋尚子選手の安静時の心拍数は40回前後ほどだそうです。(成人女性の平均はおよそ65回~75回)
このように馬も人間もトレーニングによって目に見えない器官まで鍛えられるのです。
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