馬の血液

【馬の豆知識】

・馬の血液

血液は赤血球中のヘモグロビンが体中に酸素や色々な栄養素を運び、老廃物や二酸化炭素を持ち帰るという重要な役目を担っています。

馬、特にサラブレッドは他の動物に比べて血液の量が多いことが知られています。

例えば人間の血液量は体重1キログラムあたり約70ミリ~80ミリ程度ですが、これに対してサラブレッドの血液量は体重1キログラムあたり100ミリリットルを超えるのです。

血液量がこれほど多いのは他の動物ではドッグレース用に改良されたグレーハウンドぐらいです。

また、サラブレッドの血液中の赤血球は他の動物に比べて形が小さいですが、単位容積あたりの数が多いと言われています。

これは血液中の赤血球の表面積の総量が大きいことを意味しています。

表面積の総量が大きいと、効率よく肺や筋肉での酸素の受け渡しができるようになります。

なので、競馬で走るサラブレッドにとっては身体中に効率よく酸素を運ぶことで高い持久力を維持することができ、運動能力が向上するのです。

サラブレッドは改良や淘汰を繰り返して「走る芸術品」と呼ばれるほどに洗練された機能を持つようになりました。

それは肢の長さなど外見上だけの進化だけではなく、内臓や血液といった目に見えない部分にまで究極の進化を遂げているのです。

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