馴致(ブレーキング)

【馬の豆知識】

・馴致(ブレーキング)

馬は人を乗せて、人の指示に従って動きます。

しかし、もちろん馬は成長すると何もしなくても人を乗せるようになるわけではありません。

人を乗せる以前に、鞍やハミなども馬は最初はつけるのを嫌がります。

 

馬が抵抗なく鞍やハミを装着し、人を乗せることができるようになるためには馴致(ブレーキング)と言われる教育が必要になってきます。

この馴致(ブレーキング)によって躾(しつけ)や作法などを若馬に教えていくのです。

 

馴致の進め方は世界各地で異なっており、様々な方法がありますが、馬の負担を減らし、馬が人間に対して不信感を抱かない方法が理想です。

この馴致を通して人間と馬との信頼関係をシッカリと築いていくことが大切になってきます。

 

馴致はもちろんいきなり鞍をつけて人を乗せるわけではありません。

まずは、人が馬の体を触っても嫌がらないようにします。

そして腹帯を巻かれるのに馴らしたり、ハミに馴らしたり、鞍をつけるのに馴らします。

馬具の装着に馴らしたら、いきなり人が乗るのではなく、まずは人の体重に馴らします。

こうして地道な手順を徐々に積み重ねることによって馬が人を信頼するようになり、人を乗せるようになり、人の指示に従順に従うようになっていくのです。

 

馴致のひとつひとつは若馬にとってはどれも初めて経験するものなので、当然最初は怖がったり抵抗したりします。

しかし、それが自分に危害や痛みを与えるものではないと理解すればそれを段々と受け入れるようになっていきます。

人間が馬に乗るためにはこういった地道な積み重ねがあるのです。

馴致(ブレーキング)

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