馬の骨の役割

【馬の豆知識】

・馬の骨の役割

馬も人間も、また他の様々な動物も骨という丈夫で硬い器官によって身体を支えています。

骨には色々な役割がありますが、まず第1の役割として身体を支えるという役割があります。

この役割によって馬の大きな身体を支えているのです。

 

次に骨は様々な部位の関節を形成する運動器としての役割もあります。

馬の大きな身体が走ったり歩いたりすることができるのも、関節を介して骨が組み合わさっているからです。

 

次に骨は内蔵を守るという働きもしています。

心臓や消化器、肺などは骨に囲まれており、外部の衝撃からしっかりと守られているのです。

 

そして、骨には造血機能としての役割もあります。

馬が運動するには大量の酸素が必要になります。

骨は運動するために必要な酸素を運搬するための血液をつくっているのです。

また、運動によって体外に排出されるミネラルのバランスを保つための役割もあります。

 

そして、骨は一度つくられると形を変えないというイメージがあるかもしれません。

しかし、骨は古い組織を新しい組織に置き換えています。

細胞が骨を溶かして骨吸収を行い、その後にまた新しく骨を形成しており、実は骨は常に活発に活動している臓器なのです。

 

骨は身体を支えるためだけにある機能だと思われがちですが、実はそれ以外にもこのように様々な役割を果たしているのです。

そして、良い骨をつくるためにはもちろん普段の飼養管理が非常に大切なのは言うまでもありません。

馬の飼養管理

 

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引退馬の余生を考える

・引退馬の余生を考える

現在、日本では毎年およそ7000頭の馬が生産されています。

そして、 生産された馬のほとんどは競走馬として競馬場で走ることになります。

優秀な競走成績を残した馬は種牡馬や繁殖牝馬として牧場に帰り、命を次の世代へと繋いでいくことができます。

しかし、優秀な成績を残すことができなかった馬、また怪我などでデビューできなかった馬もたくさんいます。

そういった馬たちは乗用馬として乗馬クラブなどで第二の馬生を過ごすことになりますが、年間7000頭ほど生産される馬を乗用馬として全て受け入れることは不可能です。

人間の場合は仮に職を失っても生活保護などの制度もあり生きていくことはできます。

しかし、馬は競走馬や乗用馬などとしての働き場所がなくなると生きていくことさえ困難なのです。

 

そういった状況の中で行き場のなくなった馬が幸せな余生を過ごせるようにと活動している団体があります。

「認定NPO法人 引退馬協会」

引退馬協会は一頭の馬をたくさんの会員さん達が少しずつの費用を出し合って支えていくという制度をつくっています。

牧場で余生を過ごす引退馬協会の馬たちは本当に幸せそうな表情を見せています。

この引退馬協会の取り組みについてのページを作成しましたので是非ご覧になってください。

https://www.minnano-jouba.com/intaiba.html

引退馬協会3

 

そして、一頭でも多くの馬の働き場所を増やすためには乗馬の今以上の普及が必要となってきます。

今、乗馬をされている方は引き続き末長く乗馬を楽しむことが、そしてまだ乗馬をされたことがない方は一度乗馬を体験することが馬の命を救うということにもつながるのです。

引退馬協会

 

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歴史に名を残す名馬

【馬の豆知識】

・歴史に名を残す名馬

今回のブログでは歴史に名を残す名馬を4頭ご紹介したいと思います。

といってもディープインパクトやオルフェーヴルなどの有名競走馬というわけでなく、さらに古くの時代に活躍した名馬たちです。

みなさんご存知の通り、馬は昔は戦には必要不可欠な存在でした。

そして、歴史に名を残す偉人が乗っていた馬も名馬として歴史に名を残しているのです。

 

・生食(いけずき)/源頼朝

生食は池月(いけづき)とも言われ、鎌倉幕府の初代将軍である源頼朝が乗っていた馬です。

生食は大きな身体で荒々しい性格でしたが、とても賢い馬だったとされています。 生食は神の使いとも信じられていた名馬で「平家物語」にも登場しています。

 

・赤兎馬(せきとば)/関羽・呂布

赤兎馬は「三国志」に登場する名馬です。 テレビゲームなどでもよく登場する馬なのでご存知の方も多いかもしれませんね。

赤兎馬には最強の武将と言われていた呂布(りょふ)や蜀の将軍であった関羽(かんう)が乗っていました。 赤兎馬は荒い気性で乗りこなすのが難しい馬でしたが、一日に千里を走るといわれるほどの名馬でした。

 

・マレンゴ/ナポレオン

マレンゴはフランスの皇帝、ナポレオン・ボナパルトが乗っていた馬です。

マレンゴはナポレオンと共にアウステルリッツの戦いをはじめとして色々な戦場を駆け抜けました。 現在、イギリスの国立陸軍博物館にはマレンゴの骨格が収められています。

 

・ブケパロス/アレキサンダー大王

ブケパロスはアレキサンダー大王が乗っていた馬です。

アレキサンダー大王は東方遠征を行い、ギリシャやエジプトを制圧しました。 ブケパロスは黒く大きな身体で気性も荒く、「角が生えている」や「人を食べる」などとも言われるほどの激しい暴れ馬だったとされています。

 

ナポレオン
【ナポレオンとマレンゴ】

 

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人間が馬に乗った理由

【馬の豆知識】

・人間が馬に乗った理由

人間ははるか昔から馬に乗っていました。

そして、人間は馬以外にも色々な動物に乗ってきました。

例えばエジプトやアラブ諸国ではラクダに乗りますし、インドでは象に乗っています。

中国や東南アジアでは水牛にも乗ります。

また、ダチョウにも乗ることができます。

 

しかし、馬のようにスポーツとして確立され、世界中の各地で乗られている動物は他にはいないでしょう。

では、なぜ他の動物ではなく馬に乗ることがここまで広まったのでしょうか?

 

人間を乗せる条件として、一つはその動物の知能がある程度高いことが必要です。

人間に対する従順さであったり、物事を理解する能力、また自分がすべきことを理解する能力などが要求されます。

馬と姿が似ているシマウマやロバが乗用として一般的に普及していないのは気性が激しかったり、人間に従順でなかったりとその性格面が大きな原因となっています。

 

人間を乗せるもう一つの条件として、人間を乗せやすい身体であるかどうかというのもあります。

例えば、象の場合は身体が大きすぎます。

牛は首が短いですし、ラクダは逆に首が長すぎます。

鹿や山羊などは頭が小さすぎますし、また角が邪魔になります。

 

その点で馬は人間に従順な性格(馬にもよりますが)で、物事を理解する能力などにも優れており、身体のつくりも人間を乗せやすくなっています。

脚は長く、頭の大きさや首の長さが人間を乗せる上で絶妙な体型になっているのです。

また、背骨が固いのも人間を乗せる上で好都合です。

走っているときでも背骨がほとんど動かないので人間がバランスを取りやすいのです。

仮に肉食動物のような背骨の柔軟性があれば、人間は背中にまともに乗っていられないでしょう。

また、馬の背中には窪みがあるのも人間が乗る上で好都合なのです。

ハノーバー

そして、馬は呼吸をするときでも胸の部分はほとんど膨らみません。

鞍をつけるときの腹帯のあたりも呼吸をするときでもほとんど膨らみません。

なので、腹帯をシッカリと締めることができ、鞍を固定することができるのです。

 

そして、馬を操作するのに必要なハミ。

馬には「歯槽間縁(しそうかんえん)」という前歯と奥歯の間に歯が生えていない部分があります。

これがあることによりハミを装着することができ、馬をコントロールすることができるのです。

ハミ

象でもラクダでも牛でもなく、馬が乗用として世界中に広まった理由。

それは馬の持つ従順な性格、そしてその抜群のプロポーションによるところが大きいのです。

ハノーバー2

 

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