放牧地の広さ

【馬の豆知識】

・放牧地の広さ

馬は生まれるとすぐに立ち上がり、牧草の生えそろった放牧地の中で草を食べたり、放牧地を走り回ったりします。

育ち盛りの仔馬にとって放牧地は草を食べて栄養をとる場所であるとともに、運動場という役割もあります。

 

馬の生産牧場がたくさんある北海道は土地が広いですが、それでも牧場の広さには限界があります。

放牧地が狭ければ仔馬は走り出してからすぐに柵があるので止まってしまい、十分に走ることができません。

では、仔馬にとって放牧地は最低限どれぐらいの広さが必要なのでしょうか?

 

仔馬は放牧地の中で走り出してからすぐに止まることもあれば、ずっと走り続けることもあります。

しかし、放牧地の面積が広くなるにしたがって走る距離が延びることが確認されています。

 

ただ、放牧地の面積が2ヘクタールを超えると、仔馬が走る距離はほとんどそれ以上延びなくなったことが分かっています。

つまり、2ヘクタール以上広くなっても運動場としての放牧地の価値はそれほど変わらないと考えられるかもしれません。

ちなみに2ヘクタールというと100メートル×200メートルでおよそ6000坪ということになります。

放牧地

 

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新年のご挨拶申し上げます

新年あけましておめでとうございます。

旧年中はご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

今年も「みんなの乗馬」、「みんなの乗馬ブログ」をよろしくお願いいたします。

 

2016年も馬に関する色々な情報をお届けしていきたいと思っております。

 

皆様がご健勝でご多幸でありますよう、心からお祈り申し上げます。

みんなの乗馬

 

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キングオブスポーツ

【馬の豆知識】

・キングオブスポーツ

現代、馬を使った競技で多くの人に楽しまれているのが競馬でしょう。

欧米では競馬は「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれることもあり、ギャンブルという枠を超えてスポーツとしてもその地位を確立しています。

 

イギリスでは英国王室も競馬と深い関わりを持ち、毎年6月には英国王室が主催する競馬開催も行われており、またエリザベス女王も多くの競走馬を所有しています。

また、当日は観客にもドレスコードがあるので、下の写真のように場内はとても華やかな雰囲気に包まれます。

ロイヤルアスコット         【画像提供:Featureflash / Shutterstock.com】

 

アメリカでは毎年5月に行われるケンタッキーダービーは「スポーツの中で最も偉大な二分間」(The Most Exciting Two Minutes in Sports)と形容されるほどで、競馬界のみでなくスポーツイベントとして絶大な人気を誇っています。

 

オーストラリアでは、毎年11月にメルボルンカップという大レースが行われますが、このメルボルンカップの開催日にはメルボルン大都市圏ではメルボルンカップデーとして祝日となるぐらいの一大イベントとなっています。

 

このように世界の様々な国で楽しまれている競馬ですが、ギャンブルをスポーツに含めるのはどうかという人もいるかもしれません。

しかし、実は英語の「sport」という言葉には「賭け事でお金を使い果たす」という意味も持っており、スポーツと賭けとは昔から一体のものだったといえるでしょう。

 

そもそも人間が生活していく中でギャンブル的な要素を含む場面はいくつもあり、例えば結婚は一種のギャンブルだという人もいるぐらいです(笑)

実は結婚式を意味する「wedding」という言葉は古代英語の「wedd」から来ていますが、もっと遡ればラテン語の「vadimonium」(賭けもの)に行き当たるそうです。

メルボルンカップ
【画像提供:Kaspars Grinvalds / Shutterstock.com】

 

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反響定位

【馬の豆知識】

・反響定位

反響定位(はんきょうていい)という言葉をご存知でしょうか?

反響定位(エコーロケーションとも呼ばれます)とは動物が自分の出した音が何かにぶつかって返ってきた反射音を受信することによって、そのぶつかってきたものの距離や位置、周りの状況を特定することを言います。

それぞれの方向からの反響を受信することによって、周囲のものの位置関係やそれに対する自分の距離などを知ることができます。

この反響定位は音による感受法ですが、聴覚よりもむしろ視覚に近い役割を果たしています。

 

この反響定位を使う有名な動物としてコウモリやイルカ、クジラなどがいます。

コウモリは自分の発する声の反射音を利用して暗闇の中でも障害物を避けたり餌をとったりすることができます。

例えばコウモリは目隠しをしても普通に飛ぶことができますが、耳をふさがれると飛ぶことができなくなるのです。

このようにコウモリやイルカなどの動物では反響定位は生きていくためには必要不可欠な能力と言えます。

 

そして、実はこの反響定位を馬も使うことができるとされているのです。

馬が鼻を鳴らす音や蹄の音などの反射音を利用して対象物との距離を測っているというのです。

以前にブログでもご紹介したように馬の目は350度見える広い視野を持っていますが、物との距離間を判断することは苦手です。

なので、馬が反響定位を使っていても全く不思議ではありませんね。

 

馬が反響定位をどういう時に使うのかというと、例えば障害を飛ぶときに障害の向こう側が地面なのか水濠なのか、また深さはどのくらいなのかというのが反射音によって分かると言われています。

 

馬の反響定位についてはそれほど詳しくは研究されていないようで、どの程度のものかはハッキリとは分かりませんし、さすがにコウモリやイルカほどの反響定位の能力ではないでしょうが、それでもこういう能力が馬にも備わっているというのは驚きですね。

反響定位

 

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