【馬の豆知識】
・馬の歯(2)
草食動物である馬は主にイネ科の草を食べて生活しています。
馬の歯、また噛む力などは肉を主食として生活している肉食動物ほどではありませんがとても強力で、ガブッと噛まれて痛い目にあった人も多いと思います(笑)
その馬の丈夫な歯ですが、実は年齢とともにすり減っていきます。
人間など一般的な動物の歯は象牙質を芯にして周りをエナメル質で覆われています。
エナメル質はとても硬いので摩耗しにくくなっています。
しかし、これに対して馬の歯はエナメル質の外側をセメント質というもので覆われています。
このセメント質はエナメル質より柔らかくできているので草などをすり切って食べているうちに摩耗してきます。
歯がすり減った結果、セメント質、エナメル質、象牙質が年輪のように並んだ構造が表面にあらわれてくるのです。
なので馬の歯を見れば大体の年齢が推測できます。
今のように血統書などがなかった昔の時代には馬が売買されるときには必ず歯のすり減り方を見て年齢を確認されていたらしいです。
「でもそんなに摩耗するのなら、草ばっかり食べているうちに摩耗して歯がなくなっちゃうんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。
しかし、馬の歯は歯茎から咬合面までの高さが高い(歯が長い)ので、すり減ってしまうまでには時間がかかりますし、馬の歯は長い期間にわたって伸び続けるのでそう簡単には摩耗しつくされない仕組みになっています。
みなさんも一度、馬の歯を観察して年齢と照らし合わせてみると面白いかもしれませんね♪
あっ、でもさく癖ばっかりやっている馬は年齢の割には歯がすり減っているかもしれません(笑)
ちなみに、馬の歯医者さんもいるんですよ♪

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