【馬の豆知識】
・奇蹄類と偶蹄類
馬は四肢とも中指(第三指)がグーンと伸びて進化して、中指一本のみで地面に立っています。
草食動物として肉食動物から逃げ延びるためには速く走らないといけないので他の指は退化し、中指のみで速く走れるようになったのです。
馬は奇蹄類(ウマ目)に属しています。
奇蹄類とはその名の通り指の数が奇数の有蹄類で、偶蹄類とは指の数が偶数の有蹄類とされています。
奇蹄類に属するのはウマ科の他にサイ科、バク科があり現存する奇蹄類はこの3科のみです。
一方の偶蹄類はウシやシカ、ブタ、イノシシ、キリンなど計9科が存在しています。
奇蹄類と偶蹄類の分類でややこしいのが、例えばバクは後肢こそ奇数の三本指ですが、何と前肢は偶数の四本指なのです。
前肢と後肢を足せば奇数になりますが、それを言うと馬の前肢と後肢を足せば偶数になってしまうのですが・・・
ということで分類は少しややこしいのですが、奇蹄類と定義付ける特徴として体重を支えている肢軸の位置があります。
奇蹄類に属する動物たちの肢軸は全て中指(第三指)に一致しています。
ウマだけでなくバクもサイも長くて太い中指で体重の大部分を支えているのです。
対して偶蹄類の動物たちの肢軸は中指と薬指の間を通っており、体重をその二本の指で支えています。
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