【馬の豆知識】
・スーホの白い馬
「スーホの白い馬」という物語をご存じでしょうか?
スーホの白い馬はモンゴルの民話で、モンゴルの伝統楽器である馬頭琴(モリンホール)にまつわる物語です。
◆スーホの白い馬あらすじ
昔、モンゴルに貧しいが歌が上手なスーホという遊牧民の少年がいました。
ある日、スーホは草原で白い子馬と出会います。
白い子馬はスーホにすっかり懐き、スーホはその子馬を家に連れて帰り大切に育てます。
それから数年後、白い子馬はすくすくと育ちとてもキレイでたくましい白馬になりました。
ある日、王様が自分の娘の結婚相手を探すために競馬大会を開きます。
その競馬大会で一等になると王様の娘と結婚できるというのです。
スーホは白馬に乗り、見事に競馬大会で優勝します。
しかし、王様は貧しいスーホを娘とは結婚させず、スーホに銀貨を三枚渡し、さらには白馬を自分に渡すように命令するのです。
スーホは王様の命令を拒否すると、王様の家来たちに暴行され白馬を奪われます。
お城の外へ放り出されたスーホは歩いて家に帰りましたが、白馬を奪われた悲しみで泣いていました。
その頃、白馬は王様が宴会をしている隙を突いて逃げ出しましたが、逃げ出した時に王様の家来たちの放つ弓矢に体中を討たれ血で真っ赤に染まっており、スーホの元に戻った時には瀕死の状態でした。
そして、スーホの看病むなしく白馬は死んでしまいます。
悲しむスーホは、ある晩に白馬の夢を見ます。
白馬はスーホに話しかけ、尻尾などの自分の体を使って楽器を作るようにスーホに言い残します。
スーホは言われた通りに白馬の体から楽器をつくります。
そうして出来たのが現在でもモンゴルに伝わっている馬頭琴(モリンホール)という楽器でした。
スーホの白い馬は小学校の国語の教科書にも載るほどの有名な物語で、大人と子供を問わず昔からずっと愛され続けている名作です。
現在でも購入することができますので、気になった方は是非一度読まれてみてはいかがでしょうか。
【馬頭琴(モリンホール)はモンゴルを代表する弦楽器です。 (画像提供 LunaseeStudios / Shutterstock.com)】
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