【馬の豆知識】
・徳川吉宗と馬
馬は長い歴史の中で品種改良を繰り返されてきました。
古くからその改良の中心地となったのはヨーロッパですが、日本でも江戸時代には馬の品種改良が行われていました。
そして、その中心人物となったのが、徳川吉宗です。
徳川吉宗はドラマ「暴れん坊将軍」で白馬に乗っているシーンが有名ですが、武士が乗る馬の改良を目的として大規模な品種改良を志したのです。
徳川吉宗は幕府の財政の建て直しなどの色々な政策のひとつとして、外国から多くの馬(洋馬)を輸入し、馬の改良に取り組みました。
1723年(享保8年)、幕府はオランダ商館に対して公式に洋馬の輸入に関する注文命令を出しています。
その中では「できるだけ大型の馬」という注文を出しています。
日本在来馬を見ても分かる通り、当時に日本にいた馬は背丈が小さかったので品種改良で大きな馬をつくりたかった意図が見てとれます。
1737年(元文2年)までに少なくとも合計29頭が輸入されたとされていますが、その中で性別が分かっている輸入馬27頭の中で21頭が牡馬でした。
牡馬は交配することによって一年で何頭もの子馬を生産することができるので、品種改良には非常に効率的なのです。
徳川吉宗というと白馬に乗って浜辺を駆け巡る「暴れん坊将軍」のイメージが強い方もいるかもしれませんが、馬の品種改良に対しても積極的で、まさに名君と呼ぶに相応しい人物だったといえるでしょう。
みんなの乗馬ホームページはコチラをクリック↓

