【馬の豆知識】
・馬が速く走れる理由2
今回も前回のブログに続いて馬が速く走れるための身体の仕組みについてご紹介したいと思います。
馬は中指1本で立っています。
昔、馬の祖先は5本の指を持っていましたが進化の過程で1本指となりました。
骨は身体の中では重い構造物です。
走る上で下肢は重いよりは軽い方が当然速く走れます。
馬は指を減らすことによって肢を軽量化したのです。
そして、前回にもご紹介したように関節の動きを前後方向のみにし、シンプルな動きになっています。
動きをシンプルにすれば、その動きを手助けする筋肉も少なくてすみます。
ちなみに、球節・冠関節・蹄関節の動きをコントロールしている筋肉はわずかに4つしかありません。
肢の前面にある総指伸筋と外側指伸筋、肢の後面にある深指屈筋と浅指屈筋です。
馬は肢を軽量化するために骨を減らし、筋肉を削ぎ落として、速く走るための肢をつくり上げたのです。
ちなみに人間のマラソンでも身体が細い人が強いように身体が軽いというのは速く走る上で大きなアドバンテージとなります。
人間のマラソンではアフリカ勢が強いですが、アフリカの選手は欧米などの選手に比べて膝から下の容積が小さいことが分かっています。
馬でも人間でも車でも、持久力を上げて速く走るためには下部の軽量化が重要だということなんですね。
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