速歩での乗馬上達方法2

速歩でのバランス練習

軽速歩の時は立ったり座ったりを交互に一度ずつ繰り返しますが、この回数を色々と変えて練習してみるとバランス感覚が身に付きます。
例えば、「立つ、立つ、座る」、もしくは「立つ、座る、座る」、あるいは「立つ、立つ、立つ、座る」などのように二回立つ→一回座る、一回立つ→二回座る、三回立つ→一回座るなどそれぞれの回数を変えて色々なバージョンで軽速歩をしてみましょう。

(例)二回立つ→一回座る
立つ
右回り軽速歩

⇩

立つ

左回り軽速歩

⇩

座る

左回り軽速歩2

 

特に二回立つ→一回座る、三回立つ→一回座るなどのように複数回立つ場合には一回目はバランス良く立つことができても二回目、三回目は慣れていないとバランスを崩してしまうことが多いです。

例えば次のイラストのような感じですね。

(例)二回立つ→一回座る

立つ

右回り軽速歩
⇩

立つ(バランスが崩れている)

軽速歩

⇩

座る

左回り軽速歩2

この例では二回目に立っている時に脚が前に突っ張ってきてバランスを崩しています。

二回目、三回目を一回目と同じバランスで立てるようになるまで練習しましょう。
この時に注意しなければならないのが脚の位置です。

脚が前に突っ張ってくると上半身が後ろに倒れてきてバランスを崩してしまうので脚が前に流れてこないように気をつけましょう。
脚は腹帯直後の位置に常に置いておき、立ったり座ったりの時もなるべく脚の位置は上下左右に動かさないように心掛けましょう。
立ち上がる時に脚の力で立ち上がろうとするのではなく、腰を張っておへそを前に出し、鐙は真っ直ぐ下へ踏み下げるようにすることを意識すればキレイな姿勢になります。
この時に膝の力は抜いて柔らかくし、なるべく脚に力が入らないように気をつけましょう。

この練習を繰り返しているうちに滑らかでバランスの取れた軽速歩が取れるようになります。

是非練習してバランス感覚を身に着けましょう♪

 

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速歩での乗馬上達方法

軽速歩の練習のポイント

軽速歩の手前を合わせる

常歩の時は手前というものがないので、手前のことは気にせずに騎乗して大丈夫でしたが、軽速歩になると回る方向によって手前を合わせなければいけません。

軽速歩で左回りの運動の時には外側である右前肢が前に出た時に立ち、内側である左前肢が前に出た時に座ります。

そして右回りの時はその逆ですが、何故手前を合わせる必要があるかご存知でしょうか?

手前を合わせる時は肩の出方をチラッと見て前肢の動きと自分の立つタイミングが合っているかどうかを確認すると思いますが、手前を合わせる目的というのは実は後肢の動きに合わせるということなのです。

隅角を回る時には内側の後肢(左回りだと左後肢)で人間の体重を支える方が曲がる時に負担が少ないからです。

次のイラストは左回りでの軽速歩の動きです。

右前肢が前に出た時に立ち

左回り軽速歩

             ⇩

左前肢が前に出た時に座る

左回り軽速歩2

次は右回りでの軽速歩の動きです。

左前肢が前に出た時に立ち

右回り軽速歩

            ⇩

右肢が前に出た時に座る

右回り軽速歩2

皆さんも一回のレッスンで左回りをやったり右回りをやったりしていると思いますが、その目的は同じ回りの運動ばかりしていると一方の肢だけに負担がかかってしまうからなんですね。

なので時々手前を変えてあげるようにして一方の肢だけが疲れるのを防いであげましょう。

もし手前が合っていなかったら軽速歩の時にお尻をポンポンと二回着けば手前を合わせることができます。

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速歩の歩様

速歩の歩様

速歩は対角線上の肢が交互に二拍子のリズムで動く運動です。
右前肢と左後肢がペアに、左前肢と右後肢がペアになってほぼ同時に交互に動きます。

次のイラストのような動き方ですね。

速歩の歩様
この動きを速歩の斜対歩といいます。対角線上の動きであるために前後左右の重心の動きがなく、常歩や駈歩と違って速歩を行っている時に頭の位置はほとんど動きません。
また、四肢が全て地面から離れ宙に浮いている瞬間(空間期)があります。
速歩の分速は約220mほど、時速にすると約13.2kmです。
ちなみに右前肢と右後肢がペアに、左前肢と左前肢がペアになって動く側対歩という歩法もあり日本の在来種などではこの側対歩をする馬もいますが、馬にとっての自然な速歩は斜対歩で、一般的に速歩といえば斜対歩の事を言います。

ちなみに「はやあし」の漢字表記は「速足」ではなく「速歩」で、「けいはやあし」は「軽速足」ではなく「軽速歩」です。
パソコンなどで変換すると「速足」と出ることが多いと思いますので、「速足」「軽速足」と間違われる方が結構多いので気をつけて下さいね♪

次回はこの速歩での乗馬上達のポイントを紹介したいと思います。
初心者の方がまず最初に壁に当たるのが軽速歩だと思うので、しっかりと練習して速歩をマスターしましょう!
軽速歩

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乗馬の正しい騎乗姿勢とは

正しい乗馬の騎乗姿勢とは

乗馬をする上で姿勢というのはとっても大切なものです。
正しい姿勢が取れていないと正しい扶助も送れないので、常に姿勢には気を付けて騎乗する必要があります。

さて、正しい騎乗姿勢とはどのようなものでしょうか。
いくつかポイントを上げると次のような感じです。
・真横から見ると、馬の動きに遅れずについて行けている。
・真後ろから見ると、馬上において騎乗者の体重が左右均等にかかっている。
・手綱のコンタクトも左右均等である。
・頭部が騎乗者の動きの支点となる。力みはないが適度に緊張させた首と背中が馬の反動を吸収し、馬を誘導する。
・騎乗者の意思と体の動きが調和している。

このイラストは横からと後ろから見た正しい騎乗姿勢です。
たくさん気をつけないといけないポイントがあるので大変ですが、常にこの点に気をつけてよい姿勢を保ちましょう。
乗馬の騎乗姿勢

乗馬の騎乗姿勢2

・肩、お尻、かかとが一直線上にある。
・頭が脊柱の真上に位置している。
・肩甲骨が真っ直ぐになっている。
・肩の力が抜けている。
・胸が狭くなっていない。
・上腕が地面に対し垂直に下りている。
・肘が適切な角度で曲がっている。
・手首が折れていない。
・肘、拳、そして手綱を通して馬の口までが一直線上にある。
・体重が左右の坐骨に均等にかかっている。
・脚が自然な状態で下に伸びている。
・膝の力が抜けている。
・ふくらはぎの内側が馬に接している。
・足首の力が抜けている。
・足が体の下にある。
・鐙を足の付け根(母子球)で踏んでいる。
・かかとが下がっている。

気を付けなければいけないポイントがたくさんありますが、とにかく力を抜いて自然にリラックスして乗るということと目線を上げるということが大切です。
下の方を見て乗っているとこのようにどうしても背筋が丸くなって姿勢が悪くなるのでとにかく目線に気を付けると自然にキレイな姿勢になっていきます。
悪い乗馬の騎乗姿勢

普段、猫背の人が馬に乗った時に正しい騎乗姿勢を取るのは大変なので(私がそうです・・)、普段から背筋を伸ばしてキレイな姿勢を保つように気を付けておきましょうね♪

 

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