駄賃

【馬にまつわる言葉】

・駄賃(だちん)

今回の馬にまつわる言葉は「駄賃」です。

駄賃とは、簡単な雑用などをしたときにその労力に対して与えられる賃金のことを言います。

例えば、子供がお手伝いなどをしたときに貰うお金をお駄賃などと言いますが、実はこの駄賃という言葉は馬が由来しているのです。

 

駄賃とは元々は人や荷物などを駄馬に乗せて運ぶ際の運賃のことをいいました。

そして、昔は馬が荷物の輸送などの手段として使われていましたが、運賃をとって荷物を運ぶ馬のことを「駄賃馬(だちんうま)」と言いました。

 

このような馬に乗せて運ぶだけの仕事に対する賃金の意味から転じて、簡単な仕事に対する少額の報酬のことを「駄賃」というようになりました。

現在のようなちょっとした仕事に対する報酬という意味合いで駄賃という言葉が使われるようになったのは江戸時代からだと言われています。

駄賃馬

 

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天馬空を行く

【馬にまつわる言葉】

・天馬空を行く(てんばくうをいく)

今回の馬にまつわることわざは「天馬空を行く」です。

「天馬空を行く」ということわざは天馬が自由自在に空を駈けるように、考え方や言動などが自由奔放で何物にもとらわれることがない様子を言います。

 

ちなみにギリシャ神話やローマ神話に出てくる架空の動物であるペガサスも日本語では天馬と訳されます。

ペガサス

【ペガサス】

 

ちなみに馬をモチーフにした架空の動物にはペガサスの他にもユニコーンがいますが、こちらは額の中央に一本の角が生えた生き物で、一角獣(いっかくじゅう)とも呼ばれています。

ユニコーン
【ユニコーン】

 

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絵馬の由来

【馬の豆知識】

・絵馬の由来

神社に行くと色々な願いことが書いた絵馬がかけられています。

神社にはつきものの絵馬ですが、なぜこのような習慣ができたのでしょうか?

 

日本では昔から、馬は神様の乗り物(神馬 しんめ)とされ神聖な動物とされてきました。

そして、祭礼や祈願などには生きた馬を神様に奉納するという風習があったのです。

しかし、馬は高価なので奉納するのも大変ですし、奉納された側の神社でも馬の世話をするのはとても大変です。

なので、生きた馬の代わりに木製や土製、または紙製の馬の像で代用するようになり、それがその後に板に描いた馬の絵で代えられるようになりました。

これが絵馬の起源です。

そして、このような絵馬の風習の発祥とされているのが京都にある貴船神社と言われています。

ちなみに、貴船神社には雨を司る神様がいるらしく、昔は日照りのときには「黒馬」を、長雨のときには「白馬」または「赤馬」をその都度献げていたそうです。

現在でも神社によっては神馬がいるところもあり、神馬はたいていは芦毛や白毛などのキレイな白い馬が神馬とされている神社が多いです。

絵馬

画像提供: ngorkapong / Shutterstock.com

 

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馬の数え方

【馬の豆知識】

・馬の数え方

動物にはいくつかの数え方があります。

例えば、「匹」という数え方。

この「匹」という漢字には二つのものが対(つい)になっているものを表します。

例えば織物は2反で1匹と数えます。

そして、「匹敵する」という言葉には二つのものや二人などが互角であることを表します。

では、なぜ動物を数える言葉に「匹」という文字を使うのでしょうか。

実はこの「匹」は馬が由来となっているのです。

馬は昔から人間と深い関係を築いてきました。

農耕であったり、移動の手段であったり、荷物を引いたりと馬は人間の生活には絶対に欠かせない動物だったのです。

馬が作業をしている姿を人間が後ろから見ていると馬のお尻を見る機会も多くなります。

すると、馬のお尻が二つに割れていることがイメージとして残り、二つに割れたお尻の対を持つもの、そして綱(つな)に繋(つな)いで“引く”動物という意味ともあわせて馬を「匹」で数えるようになりました。

夏目漱石など、昔の文学作品などでも馬を「匹」で数える記述が見られます。

そこから「匹」は馬だけではなく他の動物を数える言葉としても使われるようになっていったのです。

 

しかし、現代では馬は「匹」ではなく「頭」と数えます。

実はこの「頭」という数え方が定着したのはまだ最近のことで、早くても明治時代末期からと言われています。

 

アメリカではカウボーイが牛を数えるのに「head」を使っています。

これは遠く離れていても牛の頭は識別しやすいために、頭を数えると牛の頭数になることから「◯heads」という風に呼んでいます。

そして、英語が日本にも広がると、この「head」という数え方をそのまま和訳した「頭」という数え方が日本でも牛や馬の数え方として使われるようになったのです。

カウボーイ

 

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