馬の種類
ウェルシュ・ポニー&コブ(Welsh Pony&Cob)
ウェルシュ・ポニー&コブはイギリスのウェールズ地方高原部の野生のポニーを祖先とし、ローマ人が持ち込んだ東洋の種馬と交配させたのが始まりと言われています。
紀元前1600年頃には祖先が存在していたといわれ、とても歴史のある品種です。
ポニーの血統を管理するウェルシュ・ポニー・スタッドブック(イギリスは1901年に設立、アメリカでは1907年に設立)では大きさによってA、B、C、Dの4つの種類に分類されています。
特に多様性に重点を置いて作られてきた品種で、小型のものは特に子供用の乗馬として人気です。
【Aタイプ】
ウェルシュ・マウンテン・ポニー(Welsh Mountain Pony)
ウェルシュ・マウンテン・ポニーは次に紹介するBタイプ、Cタイプ、Dタイプ全てのポニーの祖先となった品種で、体高は122cm以下とこの4種のうち最も小さいタイプです。
賢く活発な気性で勇敢な面があり、体はコンパクトですが幅があり脚部も強靭で、タフで丈夫なポニーの資質をよく受け継いでいます。
アメリカでは単にウェルシュ(Welsh)と呼ばれています。
【Bタイプ】
ウェルシュ・ポニー(Welsh Pony)
ウェルシュ・ポニーの体高は137cm以下で、体の特徴はほぼAタイプのウェルシュ・マウンテン・ポニーと共通し、エレガントな動きが特徴です。
AタイプとCタイプ、さらにサラブレッドやハクニーという品種を交配して作られた品種でその交配の結果、さらに軽い動きで乗馬用としてより洗練されたタイプで、精力的ですが落ち着きもある気性です。
Aタイプのポニーの特性に加え、Bタイプのウェルシュ・ポニーは流れるような自由な動きが特徴で、より一般的に子供用のポニーとして乗馬で使われています。
【Cタイプ】
ウェルシュ・ポニー・オブ・コブ・タイプ(Welsh Pony of Cob Type)
ウェルシュ・ポニー・オブ・コブ・タイプの体高は137cm以下でたくましい体と穏やかな気性で知られています。
この品種はウェルシュ・マウンテン・ポニー(Aタイプ)とウェルシュ・コブ(Dタイプ)の交配から誕生しました。
現在でもAタイプとDタイプの交配から作られていますが、ノーフォークトロッター、ハクニー、ヨークシャーコーチの血もこの品種に影響を与えています。
この品種は乗馬のジャンプ競技などに使用されています。
【Dタイプ】
ウェルシュ・コブ(Welsh Cob)
ウェルシュ・コブはウェルシュ・ポニー&コブの4種類の中で最も大きく、137cm以上です。
この品種は子供の乗馬用としてだけでなく大人の乗馬用としても使われています。
Cタイプと同じく、たくましい体と穏やかな気性で知られています。
大きな目とキレイな耳が特徴で、脚は短く太めで、毛色は芦毛が出るのが非常に稀な品種です。
Aタイプから派生した品種で、正確な起源はハッキリとはしていませんが、ハクニーやアラブ、スペイン馬が成立に関わったとされています。
騎馬や馬車馬としての歴史を持ち、現在でも活躍しています。
他にも乗馬としてジャンプ競技に使われたり、荒地によく適応することからハンティングやトレッキングでも活躍しています。
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