【馬の豆知識】
・多種多様な毛色
馬にはたくさんの毛色があります。
鮮やかな白色の「芦毛」や「白毛」、明るい栗色の「栗毛」、黒い色が精悍な「黒鹿毛」や「青毛」、アパルーサなら全身に斑模様があったりと馬によってまさに毛色は多種多様です。
それぞれの個体によってこれだけの色々な毛色があるのは家畜化されている動物のひとつの特徴と言えるでしょう。
例えば馬と外見がよく似ていますが、馬と種類が異なるシマウマなどは人間によって家畜化されていないので、どれも同じような色合いの毛色で、栗毛のシマウマなどはまず見かけません。
オオカミなども人間によって家畜化されていないので、どのオオカミもほとんど毛色による個体差はありません。
しかし、オオカミを起源として誕生したイヌの毛色はその個体によって様々なものがあります。
家畜化されていない動物の毛色に多様性がないのに比べ、家畜化された動物がこれだけ多種多様の毛色があるのは人の手によって交配され種がつくられてきた歴史があるからでしょう。
毛色の珍しい個体は貴重だと思われること、また家畜の個体識別を簡単にするためにも人間によって繁殖用に優先的に使われていたという可能性が大きいでしょう。
サラブレッドの競走馬は牡馬であれば優秀な成績を残さないと種牡馬になることはできませんが、珍しい毛色である白毛のサラブレッドは競走馬としては良い競走成績を残せなかったにも関わらず種牡馬入りしたという例もあります。
多種多様な毛色はその動物の家畜化の歴史を表していると言ってもいいかもしれませんね。
【見た目は馬にそっくりなシマウマだが、その気性の荒さから家畜化へのハードルは相当に高い】
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