【馬の豆知識】
・クーリングダウンの効果
馬は乗馬レッスンなどの運動をする前にはウォーミングアップ、そして運動が終わった後にはクーリングダウンをするのが望ましいと言われています。
運動には疲労がつきものですが、疲れが出ない程度の運動では調教としての効果もあまり期待できません。
馬の調教の効果は疲労と回復を繰り返すことによって鍛えられていきます。
しかし、疲労を蓄積させたまま運動を続けるのも好ましくありません。
馬自身に精神的なストレスがかかるだけでなく、様々な病気が発症するリスクも高くなってしまいます。
クーリングダウンは運動で生じた疲労を積極的に回復させるために行う運動終了後の軽めの運動のことを指します。
主に常歩(なみあし)でゆっくり歩くことでクーリングダウンの効果として疲労回復が期待できます。
乗馬をされている方ならレッスンの終了時間に近づいてくると常歩で歩く時間が何分かあると思いますが、その時間がクーリングダウンとしての役割を果たしています。
また、運動後に馬から降りて引き運動で歩くのもクーリングダウンとして非常に効果的です。
このような運動後のクーリングダウンが疲労をすみやかに回復させる効果があることは科学的にも証明されており、歩くことで生じるリズミカルな筋肉の収縮と弛緩によって、筋肉にたまった疲労物質である乳酸などが血管を通して効率的に処理されるのです。
これは人間にとっても同じで、ジョギングなどの運動をした後はゆっくり歩くことで疲労の回復が早まることが認められています。
【クーリングダウンには引き運動で人間が寄り添って歩くことで馬の緊張が和らぎ、人間と馬との絆も深くなる効果もある】
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