【馬の豆知識】
・馬の毛色の遺伝
馬には様々な毛色があります。
馬は品種によって色々な毛色がありますが、乗用馬にも多く使われているサラブレッドで言えば鹿毛、黒鹿毛、青鹿毛、青毛、栗毛、栃栗毛 の茶色を基調とした6種類の毛色と、年齢を重ねるにしたがって段々と白くなっていく芦毛、そしてごく稀に誕生し生まれた時から真っ白な白毛の計8種類が存在します。
馬の毛色は両親の毛色から遺伝し、メンデルの遺伝の法則に従います。
例えば両親がともに栗毛だった場合、子馬の毛色は必ず栗毛になります。
対して、父親と母親がどちらも鹿毛の場合は子馬は鹿毛、青毛、栗毛の可能性があります。
また、芦毛の子馬は父親か母親のどちらかが芦毛じゃないと生まれません。
しかし、両親がともに芦毛だったとしても子馬は必ずしも芦毛に生まれるとは限りません。
こういったちょっとややこしい遺伝の法則があるのですが、複数の遺伝因子を想定することによって現在では白毛以外の全ての毛色の誕生を矛盾なく説明することができるようになっています。
なので、狙った毛色の子馬を誕生させることは遺伝の法則さえ分かっていれば簡単にできるようになっているのです。
ちなみにサラブレッドの競走馬で有名なディープインパクト。
ディープインパクトは現役引退後は種牡馬としてたくさんの子供がいますが、ディープインパクトの遺伝子法則からは母親がどんな毛色であっても栗毛と栃栗毛は生まれないようになっており、これまでに900頭以上の子供がいますが、栗毛と栃栗毛の子馬は0頭です。

【この秋も大活躍のディープインパクトの子供たち。彼の遺伝子からは栗毛、栃栗毛は誕生しない。】
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